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大韓航空とアシアナ航空もPW4000系列エンジン搭載機の運航を停止へ

先日ユナイテッド航空のPW4000エンジン搭載のB777-200型機が、デンバーでエンジントラブルが発生したことを受け、大韓航空とアシアナ航空は同系列エンジン搭載の機体の運航を停止することがわかりました。

大韓航空は、計54機のB777を保有していますが、同エンジンを搭載する同機は16機となり、既に新型コロナウイルスの影響により10機が保管状態となっていることから、新たに10機の運用を停止します。またアシアナ航空も保有する9機のPW4000エンジン搭載のB777型機の運用停止を停止しています。なお大韓航空傘下のジンエアーも同型機を保有していますが、現状では同機による運航を予定しておりません。

現段階では、航空会社の判断による運航停止措置となっていますが、両社ともに国土交通部と協議中としており、今後正式に国から運航停止命令が発出される可能性があります。

現在のところNTSB(米国国家運輸安全委員会)の調査によると、エンジン内部のファンブレードに金属疲労とみられる痕跡が確認されており、このエンジン特有の問題とて調査が進められている模様です。
新型コロナウイルスの影響により、各社多くの機材を運航停止措置としていることから、通常であれば多くの運休便が発生する事案ですが、各社代替機を用意できる状況であるため、大きな混乱は発生しない見込みです。Photo : NTSB

国交省、ANAとJALの計32機のB777型機の運航停止を指示 ユナイテッド機はファンブレードの金属疲労が原因か

トルコ当局が大韓航空とアシアナ航空の統合を承認

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