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シンガポール航空のB747F、ブリュッセル着陸時に機体を損傷 原因は落石か

2021年2月26日、シンガポール航空のダラス発ブリュッセル行きのSQ7951を運航していたB747-400Fが、着陸後の点検で機体を損傷していたことがわかりました。

当該機は、機齢16年の9V-SFOとなり、シンガポール-香港-アンカレッジ-ロサンゼルス-ダラス-ブリュッセル-ムンバイ-シンガポールのルートで貨物便を運航する予定でしたが、ブリュッセルで立ち往生しています。

損傷箇所は、機体の右主脚付近となり大きな穴が空いているのが確認できます。現時点で正確な原因は判明していませんが、現在同空港で行われている工事に関係するトラックの荷台から滑走路に落石した可能性があり、その落石が着陸した同機により跳ねて機体に穴が空いたとの報道もあります。

仮に落石が原因であれば、小さな障害物でも航空機事故に繋がりかねないことを象徴するトラブルとなり、日頃から些細な事でも滑走路を閉鎖して点検することの重要性を再認識させられる事例となります。Photo : SIA Cargo

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