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ユナイテッド航空、B737MAXを25機追加発注

ユナイテッド航空は、ボーイングに対しB737MAXを25機追加発注し、デリバリースケジュールを前倒しすることを発表しました。

新たに発注された25機は、全て2023年の受領を予定しています。また既に発注済みのオーダーのうち、45機を前倒しして受領する計画に変更し、内訳は2022年に40機、2023年に5機を受領する予定です。これにより2021年は21機、2022年は40機、残る127機は2023年以降の受領となり、今後数年間で180機を受領し、現時点で30機を保有していることから200機を超えるB737MAXを保有する予定となります。

また同社の最高商務責任者のAndrewNocella氏は、多くの航空機が更新時期を迎えていることから、B737MAXに更新すると共に、2021年後半から需要が回復することが予想されているため、同機を活用していきたいとする旨の発言をしています。

B737MAXは続々と各国の航空当局が運航を再認可しており、日に日に運航便数が拡大しており安全運航の実績を積み上げています。今後運航便数は世界的に更に拡大するのは確実で、行く行くは、誰もが安全性を疑わず搭乗できるような機体となっていくものと考えられます。このようなことから、機体価格が下落していると言われる同機は、長期的にみれば買い時とも言える状況となっています。Photo : UNITED

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