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ボーイングがAIジェットを2018年にテスト飛行へ【パイロットはAI】

アメリカ航空機メーカーのボーイングがAIを使ったパイロットが操縦しない旅客機を2018年にテスト飛行する予定であることを、パリ航空ショーの事前カンファレンスで副社長のマイク・シネット氏明らかにしたと、アメリカのThe seattle timesが報じています。要点をまとめると以下の通りです。

  • 人間同様に判断するAIシステム研究中でシミュレーターテストを2017年内に実施予定
  • 2018年には実機にAIシステムを搭載してテスト飛行を予定
  • テスト飛行には乗客は乗せず、パイロット、エンジニアを同乗
  • 「ハドソン川の奇跡」USairways1549便のサレンバーガー機長のような的確な判断を下せるAIシステムを目指す

この報道をみていつかこうなるあろうと思っていたことが現実味を帯びてきて、非常に驚きました。
軍用機では遠隔操作で無人機が既に飛んでいますが、今回開発されようとしている旅客機はAIの操縦とのことなので、遠隔操作とは別物だと思われます。
確かに最近はほぼ自動操縦で、パイロットは監視役みたいな仕事になっていますし、この実験が上手くいき今後実用化されれば、パイロット不足などの問題は解消され航空事情が大激変する可能性も秘めているので今後の動向に注目です。今後AIが人間を超えるなんて話は、今まで信じたことなんてありませんが、少し考えさせられる今回の報道えした。

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