結構驚くようなニュースです。
NHKNEWSWEBによりますと、国内LCCが乗客が少ないことが事前にわかった場合は欠航できるように規制を緩和する要望が出ていると報道し、国交省が検討していると報道がありました。
国土交通省は、LCCから、乗客が少ないことが事前にわかった場合は欠航できるように規制を緩和する要望が出ていることから、国内線の定期便で「乗客が少ない」ことを理由に欠航を認めるかどうか検討を始める
国内線の定期便は、航空会社が国に提出した計画に基づいて運航され、悪天候や機材の故障などによる欠航は認められていますが、乗客が少ないことは欠航の理由として認められていません。
欠航が柔軟に認められれば採算面で難しかった地方と地方を結ぶ路線の開設が可能になるほか、運賃の引き下げにもつながる
引用元:NHK NEWS WEB
ようやくLCCが国内の移動手段として定着してきたのに、この要望は利用者の利便性を損なうだけだと思いますし、問題はいくつもあると思います。以下問題点。
- 旅行先宿泊予定のホテルのキャンセル料など
- 定期便とチャーター便の違いがなくなる
- 利益率が良くなければ、乗客数に関わらず欠航する可能性もある
- 飛行機の運用上往路で乗客が少く欠航すれば、復路便にも影響がでてその場合の欠航理由は『機材繰り』になる可能性が高い 例えば航空機Aの1日の運用が成田→那覇→中部→那覇→成田だとすると、那覇→中部間で利用客が少なく欠航した場合、、中部→那覇間の欠航理由は『機材繰り』
- 需要をほり起こすのがLCCと豪語していたのに、需要がなければ欠航はおかしいのでは?
なんとなくどの航空会社かは予想がつきますが今回の報道内容だと航空会社名はでていませんが、実際どの航空会社が要望しているのか是非報道してもらいたいですね。このような要望を出す前に是非、需要予測をしてから就航してもらいたいです。
うちは、乗客が少ないことを理由に欠航しません!みたいなライアンエアーのような宣伝があると面白いんですけどね笑
とりあえず私は乗客が少ないからを理由に欠航する事には反対です。
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