FSC 航空ニュース

日本航空(JAL)が本格貨物事業へ再参入を検討 輸送量強化へ

本日のch-aviationの報道によると、JALが本格的な貨物事業へ再参入する可能性があり、輸送量を強化する見込みで既に第三事業者と協議中であると貨物郵便本部長が明らかにしたと報道しています。

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日本航空の執行役員貨物郵便本部長の岩越宏雄氏の去年の中国天津航空貨物サミットでのインタビューの内容が掲載されていますので、要約します。

  • JALが倒産再編計画の一環として専用貨物運送事業を断念したことの影響は依然として感じられ
  • 貨物事業を中断した後、中国や米国ではシェアを失った
  • 米国、中国の供給量を増やす必要があるが、残念ながら現在は旅客機のみに依存しているため、ウェット・リースまたは既存航空会社と交渉している。
  • 日本政府がJALの貨物チャーターの使用を承認した
  • 再び貨物機を導入するとなると最低でも10機必要となり、それを運航するのに必要なパイロット確保は現時点での達成は不可能

JALが貨物機を導入するのはパイロット不足もあり現実的ではないですが、今後事業拡大の面で貨物事業を強化することは有力のようです。個人的にはまたポリッシュドスキンを見たいですね。アメリカンも塗装替えてしまいましたし、ポリッシュドスキンが懐かしいです。

画像引用: JAL FACEBOOK

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