トラベルビジョンの報道によりますと、デルタ航空が5月6日から運休する成田~サイパン線を他社が冬ダイヤより、新規就航する見込みであることをマリアナ政府観光局、局長のクリス・コンセプシオン氏が明らかにしたと報じました。
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マリアナ政府観光局、局長のクリス・コンセプシオン氏は「主要都市からの路線開設について、他の航空会社と交渉を進めている。近日中に良いニュースを届けられると思う」と報告。
冬ダイヤ中にある航空会社が成田または羽田からのデイリー運航を計画している旨を明かした。社名については語らなかった。
残念ながらサイパンはFSC向きのデスティネーションではなくなった。近いデスティネーションはLCCに、という流れへの対応が遅れていた。
昨年からは関空・中部線の就航に向け、国内外のFSC・LCCを問わず、航空会社に働きかけを続けていることを説明。「まずは東京からだが、将来的には関空や中部にも週3便や週4便は飛んでほしい。就航を検討している航空会社もある」 引用:travel vision
サイパン線は現在デルタ航空のみの運航なので、一時的に直行便は無くなってしまいますが、なんとか路線が復活しそうでなによりです。
気になるところは、どの航空会社かということですが、上記発言よりLCCによる運航が有力だと思われます。
大本命はバニラエアだと思いますが、深夜便に力を入れてるジェットスタージャパンの可能性も捨てきれませんし、チャーターでグアムやサイパンに飛ばす韓国勢LCCの可能性も感じてしまいます。ただホノルル便を大韓航空が運航していますが以遠権は有効なのかがわかりません。
しかし観光局が将来的な計画をもっているので日系の航空会社になるのが普通だと思います。
続いて羽田に言及していることを考えると、スカイマークの可能性もあるかもしれませんね。スカイマークは以前グアムへチャーター便を運航していたのでETOPSの問題もクリアしていますし、今後国際線を運航していくことも検討しているので可能性はゼロではないよう気がします。運航するなら深夜便になると思いますので、ANAのバンコク線増便など羽田の深夜は以前に比べ柔軟な運用ができるようになった印象がありますし深夜ならスロットを確保できるのでは?と思います。
グアムは今後も北朝鮮の発言の影響を受けやすいですが、サイパンは幾らか、影響を受けにくと思いますので、日系LCCがグアムよりサイパンへ先に就航する可能性も十分あるように感じます。
個人的にはサイパンも魅力的ですが、ロタ島は今まで行った海外旅行でも非常に印象的な所でしたので是非サイパン線が太い路線になることを期待します。
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