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沖縄県、2020年に欧州直行便就航を目標とした計画を発表

本日の琉球新報によると沖縄県は那覇空港のハブ機能充実させ2020年には欧州からの直行便就航を目標とする事とした「国際旅客ハブ形成に向けた将来ビジョン」を発表しました。

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計画実現へ全日空(ANA)、ルフトハンザ航空(ドイツ)と連携し、当面はドイツ、オーストラリアからの誘客を強化する。

沖縄観光の課題である宿泊日数と消費額を向上させるため、欧州直行便を就航することで滞在日数が長い傾向にある欧州客を取り込む狙いがある。

県の計画によると、18~20年の3段階で国際旅客ハブ化に向けた計画を実施する。20年の欧州直行便開設により、これまで羽田、成田や関西の各空港が担ってきたハブ機能を那覇に持たせる。

18年の第1段階は沖縄を欧州圏の旅行客が訪れるようANAなどと連携して広報活動を充実させる。フランクフルトから東京を経由し、那覇と国内路線を用いた周遊ルートをつくる。19年の第2段階は東京、香港、上海、ソウルと結ぶ那覇への便を活用し、外国人観光客を沖縄に呼び込む。

引用:琉球新報

2020年というともうすぐですが現実的な目標となっているのか少し疑問に感じます。ANAと連携するようですが、現状から考えたら絶対にANAは直行便を就航させるとは考えられません。
欧州直行便はさておき那覇は立地上アジアに非常に近くB737、A320クラスで運航できるためまだまだ旅客数を伸ばせる余地があると思いますが、ホテルや交通の面でまだまだ課題が残るように感じます。

東南アジアのリゾートと違い1年を通して温暖な気候なわけでもないので、イギリスのTUIエアウェイズのような定期チャーター便を運航する会社ならば少しですが可能性を感じます。

ただやりようによっては那覇は観光資源が豊富ですし大化けする可能性も感じるので、もう少し長期的なプランで大きい市場になることに期待したいです。まずはアジア便をさらに誘致し、リピーターを確保していくことだと思います。

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