カナダ第2位の航空会社ウエストジェットが日本線開設を検討していることが明らかになったと現地紙が報じました。
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ウエストジェットは現在B737、B767を運用し国内都市をほぼカバーし、大西洋路線も運航する航空会社です。現在のところLCCという括りにされていますが大手とマイレージ提携を行うなどの取り組みを実施しています。
同社は2019年第1四半期から2021年12月までに787-9を10機導入する予定であり、この導入に伴いアジア、南米へと進出する計画が発表されています。
今回のニュースではウエストジェットCEO Gregg Saretsky氏がインタビューによりB787-9での運航計画について言及しましたので、その際のコメントを紹介します。
『2019年は受領遅れなどなく3機の787-9を受領する予定であり、中国、日本線開設のためにカナダ航空当局、現地航空当局へ路線開設の申請を行っている最中である。予定では7月に787の最初の就航都市を発表することになるだろう。
787-9は航続距離が長く、カナダからどこへでも飛べ、インド、中国、中南米、ヨーロッパと、どこへでも就航することができる。』
その他現地の報道などによると、トロントから運航させることが有力で、中国線は上海、日本線への就航都市は東京になるのではないかといった予想になっています。東京となれば運航実績の無いウエストジェットは成田への就航となることが有力です。ただやはり世界の航空事情からいくと中国を優先する傾向にありますが、浦東空港の混雑でスロットが獲得できるのかといった意見もあるので成田線が先行することも考えられます。
ウエストジェットは今後運航を予定しているULCC(超格安航空会社)Swoop(スウープ)の設立会社であり、今後注目していきたいエアラインの一つです。
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