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エアアジアCEO、日本当局を批判『古風でボトルネック』

エアアジアグループのCEOトニーフェルナンデス氏は、香港でNIKKEI Asian REVIEWのインタビューに応じ、日本の航空当局を『古風でボトルネックだ』と批判しました。

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インタビューでは日本市場で苦戦していることを明かし、日本当局の認可が他国に比べ時間が掛かりすぎていること、世界の航空市場の拡大スピードに追いついていない事を指摘し、現在の審査方法が古風であるとしています。

また、2020年の東京オリンピックでインバウンドを誘致するにあたり、インバウンド効果を望んでいる日本にとって現在の規制は大きなボトルネックになりかねないと警笛を鳴らしています。

エアアジアジャパンは現在も就航路線が、中部~新千歳に線に限られており、中部~台北線は当局の認可待ちであることが報道されていますので、この事を含めて不満を募らせているようです。

確かに日本当局の認可スピードは東南アジア諸国に比べ遅い印象を受けますが、エアアジアグループは数年前に墜落事故も起こしているので審査が慎重になるのは当然だと思います。ですが、時間が掛かりすぎているのは現実ですので必要事項だけ審査してもう少しスピード感を持たないと他国に後れをとってしまうのは事実だと思います。
例を挙げれば早くから日本就航を希望しているベトナムのベトジェットエアも認可がおりていない状況で、お隣韓国では6路線も運航するまでになっています。

当局にしかわからないこともあるのだと思いますが、お役所仕事にならないことを期待したいです。

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