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日系エアライン関係者が2月下旬にサイパンを訪問し、路線調査

先月の記事になりますが、saipantribune.comの報道によるとある日系エアラインの関係者が日本~サイパン線の調査のためにサイパンを訪問し北マリアナ諸島就航へ強い関心を持ったと報道しています。

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今年5月を最後にデルタ航空が成田~サイパン線を運休し、日本からの定期便がなくなるサイパンですが、直後に就航を検討しているエアラインがあることが報道され、先月には具体的なエアライン名としてはチェジュ航空が以遠権を用いて就航を検討という報道がありました。

しかし今回のニュースからするとチェジュ航空とは別に日系のエアラインがサイパン線の開設へ向けて動いているようです。

今回サイパンを訪問した日系エアライン関係者は現地航空局、地上ハンドリング会社などの関係各所と会談をもち、就航へ向けて強い関心を持ったとされています。

ただ、マリアナ政府観光局のChris Concepcion氏は、一夜にして就航できることは現時点でないので就航までは忍耐が必要であり、路線開設にあたっては関係各所の認可がおりるまで長い道のりになるというコメントを残しています。
また、定期便開始まではチャーター便の運航でデルタ運休後の需要獲得を目指し、現在2,3の航空会社が興味を持っており、毎日話し合いの場をもっているとしています。

恐らくチャーターに関しては韓国勢かと思われますが、定期便を開設するであろう日系エアラインがどこのなのか注目されます。またChris Concepcion氏は日系LCCがETOPSを取得していない事にも言及していて、ETOPS取得が航空会社にとって費用が掛かり投資となることからグアム、パラオ、北マリアナ諸島が一体となりアプローチしていくことが大切とし、長期的にみれば日本市場は上手くいき、明るいだろうというコメントしています。

まずANAが就航することは考えられないので、候補となるのはANA傘下の新生ピーチによる就航、あるいはグアム便を強化したJAL、国際線を検討しているスカイマーク、深夜の国際線運航に力を入れるジェットスタージャパン、記事からはLCCが有力かと思われますが、果たしてどこでしょう?
個人的な予想としては新生ピーチの今後の具体的な発表の場で就航が発表されるのではないかと思っています。

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