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IAG(ブリティッシュ、イベリア)グループがノルウェージャン買収を検討、既に株式取得

IAGグループはノルウェージャン買収に向け、既に株式を4.61%取得しており、買収を検討しているようだと多くのイギリスメディアが報じました。(BBC INDEPENDANT

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現在IAGグループには創設のブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空と、スペインLCCブエリング航空、アイルランドLCCエアリンガス、スペイン長距離LCCのレベルなどがグループメンバーとなっています。

現在のところ買収に向けた具体的な話し合いの場はもっていないとIAG側は述べていますが、今回の株式取得でノルウェージャン側と買収に向けての協議を開始することは可能になったとしています。

ノルウェージャンと言えば、最近ではアルゼンチンにも現地法人を作り路線を急拡大しているノルウェーのLCCです。特に長距離LCCに力を入れていて最近ではバルセロナ~成田ロンドン~成田を検討しているとった報道もありました。AIGグループの長距離LCCレベルはノルウェージャンに対抗して設立されたエアラインとされています。

ノルウェージャンは勢いに乗っているエアラインとされますが2017年には1億3700万ドルの損失を出していますし、経営状態は決して健全ではありません。ライアンエアのMichael O’Leary CEOは既にノルウェージャンは倒産状態だといったコメントを去年しています。
しかし欧州のエアライン間の競争を激しくさせているのは紛れもなくノルウェージャンでありIAGとしてはグループ傘下に収めておきたい所だと思います。

今後どのような展開を見せるか注目されますが個人的にはノルウェージャングループには可能な限り独立した状態で運航を続けてもらいたいです。そしてはやく東京へ飛んできてくれと願うばかりです。

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