成田空港

成田空港第3ターミナル2020年前半に拡張、処理能力を現在の2倍の1500万人へ

本日の日刊航空の報道によると、成田空港は拡張後の第3ターミナル(LCCターミナル)を2020年代前半の供用開始を目指し、第5貨物ビルを撤去し南側へ拡張し数年かけて現在の処理能力750万人から2倍となる1500万人へと拡張する計画を進めているとのことです。

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成田国際空港会社(NAA)は、LCC専用ターミナルとして使われる第3旅客ターミナルを拡張、処理容量を年間1,500万人へ倍増させる計画を進めています。第3ターミナルに隣接する第5貨物ビルを撤去して、南側へ増築する構想です。
NAAは、第5貨物ビルを使用する日本航空との間で上屋移転協議などを行っており、交渉は大詰めを迎えているもよう。JALとの合意後、第5貨物ビルを撤去、数年間の拡張工事を経て2020年代前半の供用開始を目指します。実現すれば、第3ターミナルの施設取扱能力は、2020年に向けた一部機能強化を経て、現行の750万人から2倍の1,500万人へ向上します。 引用: 日刊航空

第3ターミナルはようやく混雑解消へ向けて抜本的な拡張となりそうです。今後も第3ターミナルを利用するジェットスタージャパンや、統合するバニラ&ピーチもピーチの移転や増便を控えているので急ピッチで進めないと常にパンク寸前で厳しいと思われます。

スポット増へ既に工事を開始していますが、第3ターミナルからは距離がある所ばかりですので、少し改善に取り組んでもらいたいですね。また、第5貨物ビルを撤去となると第2ターミナルと第3ターミナルの間に残るはNAA本社のみとなります。あえてあの場所にある意味もないと思いますのでこの際第5貨物ビルと同じタイミングで移転してしまったら?と個人的には思います。

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