FSC 成田空港 新規就航・増便・減便 羽田空港

スカンジナビア航空、羽田枠獲得できれば成田~ストックホルム線就航

2020年までに実施される都心上空飛行ルートへの変更で予定されている羽田枠の拡大で、スカンジナビアCEOが羽田獲得できれば既存の成田~コペンハーゲン線を羽田へスライドし成田~ストックホルム線を開設する予定であることを明らかにしたとTravel vision が報じました。

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グスタフソン氏は「発着枠については、国土交通省が決定すること」と述べた上で、同社が1951年以来、東日本大震災の発生直後も含めて欠かさず日本路線の運航を継続していることをアピールし、「日本路線には長い歴史とコミットメントがあり、羽田への就航を機にプレゼンスを拡大したい。成田線も運航し続ける」と強調した。

羽田線を開設できた際には、同じスターアライアンスに加盟する全日空(NH)との協力を強化し、地方からの需要を取り込む考えを説明。欧州からの訪日外国人旅行者の地方への送客にも取り組むとした。成田/ストックホルム線については「ストックホルムはスウェーデンの首都であり、北欧最大の都市だが、日本からの直行便は開設されていない」と述べた上で、ビジネス・レジャーともに需要を取り込めるとの見方を示した。 今後の機材計画については、来年末から受領を開始するA350-900型機を、現在はA340-330型機で運航している成田/コペンハーゲン線に最優先で投入する考えを説明。羽田/コペンハーゲン線が実現した際も同型機で運航し、成田/ストックホルム線については中型ワイドボディ機のA330-300型機を導入するとした。引用: Travel vision

羽田の発着枠拡大時期が近づくにつれて、各社羽田枠獲得に向けて意欲を示しています。スカンジナビア航空は日本との歴史も長いので個人的には羽田へ枠を獲得してもらいたいエアラインの一つです。

《成田縛り》を意識した発言なのかもしれませんが、今回も存在するというか航空会社が枠獲得のために自発的に成田便存続をアピールしているようにも感じます。個人的には成田縛りというあやふやなルールには反対です。

今回の羽田枠の配分は約50便と言われており、羽田も国際線受け入れのため第2ターミナルの増強などを行っていますが現状でも混雑を感じる羽田は発着枠拡大後も最低限の快適度を保てるのか少し心配です。

羽田枠配分が近いので今年から来年にかけて各社獲得に向けてのアピールやニュースが多く報道さると思いますので楽しめそうです。

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