ベトナムの不動産系複合企業FLCグループが設立した新エアラインのバンブーエアウェイズ(Bamboo Airways)ですが、今後の路線計画を発表しましたの紹介します。
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バンブーエアウェイズは2017年6月に同エアラインの設立を発表し、今月にA321neoの最大24機導入の覚書締結をエアバス社と交わしましたが、2019年からの商用運航を目指しているエアラインです。
2019年就航後は、最初の2年は国内線へ注力し、クアンニン、ハイフォン、タインホア、ニャチャンなどの路線をを開設し、就航3年後を目途に日本、韓国、中国、シンガポール、タイ、香港、台湾へ国際線を展開する予定としており、2023年までには国内線24路線、国際線16路線の計40路線の規模まで成長させる計画です。
長期的にはヨーロッパ、アメリカ路線への進出も構想内であると明かしています。
現状では、中南部に位置するフーカット空港(Phu Cat Airport)を拠点とし路線を展開していく予定としており、ハノイに拠点を設けるベトナム航空、ベトジェットエア、ホーチミンに拠点を設けるジェットスターパシフィックとの競合を避けた面も考えられますが、事業拡大に伴い主要空港への乗り入れも考えられます。
また、料金的にはベトジェットエアよりも高く、ベトナム航空よりも安い価格帯を予定しており、ハイブリッド型のエアラインであり、LCCではないとしているので、日本でいうスカイマークあたりを想像するとわかりやすいかもしれません。
急成長が進むベトナム航空市場ですが、ベトジェットエアは信じられないスピードで現在の規模まで成長していますので、バンブーエアウェイズも予定通り23年には40路線を運航してそうな気もします。
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参考資料: FLCgroup Viet nam news