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バンコク・ドンムアン空港、第3ターミナル建設を決定、2021年にオープン予定で高速鉄道も乗り入れ

タイ空港公社は、旧ターミナルの改修を予定していましたが、その計画を取りやめ、解体し新ターミナル(第3ターミナル)を建設することを決定したとBangkok Postが報じました。

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現状2階建ての建物となっている旧ターミナルですが国際線を扱うには適さないとし新ターミナル建設の運びとなったようです。

新ターミナルは3~4階建てを予定しており、国内線、国際線両方を扱う予定となっており、今後設計を進め、建設が進む2020年開通予定のSRTレッドライン、2023年開通予定の高速鉄道(最高速度250km)計画(ドンムアン-スワンナプーム-ウタパオ)の2路線の乗り入れも予定されており、年間取扱旅客数は4000万人となるようです。
話は逸れますが、高速鉄道計画ではドンムアン、パヤタイ、マッカサン、スワンナプーム、チャチュンサオ、チョンブリー、シーラチャー、パタヤ、ウタパオに駅ができる予定で現行のエアポートリンクが延長する形となるようですが、一気にパタヤまでのアクセスが改善され3空港が接続されます。

また、近年団体旅行者が急増していることから団体向けのチェックイン棟を第1ターミナル駐車場横に建築する計画で、そのほかターミナルに乗り入れる道路も混雑緩和のために増設する計画もあるとしています。

スワンナプーム空港の開港でドンムアン空港は利用者が減少しましたが、スワンナプーム空港の混雑からエアアジアがドンムアン空港へ移転し、ついに新ターミナル建設までとなり驚くべき復活を遂げようとしています。

慢性的に混雑しているドンムアン空港なので少しは混雑解消の目処が立ち利用者には朗報です。今後もドンムアン空港を拠点としている主要LCCのタイエアアジア、タイエアアジアX、ノックエア、ノックスクート、タイライオンエアが増便する計画ですので計画通り完工することに期待したいです。

参考資料: Bangkok Post

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