先週からJALの中長距離LCCの設立が大きな話題となりましたが、韓国でも同様の動きがでてきました。2019年にも就航を予定しているのは前チェジュエア社長キム・ジョンチョル氏が代表となる中長距離専門LCC『エアプレミア Air premia』です。
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既にジンエアーなどは大型機を導入してオーストラリアやホノルルまで運航していますが、今回設立されエアプレミアはアジア路線ではシンガポール、ベトナム、欧米路線ではサンフランシスコ・サンノゼ、ミュンヘンなどを就航候補地としているようです。
機材は単一機種で運行し現状ではA330neo,B787-9のどちらかの導入を検討しているようです。
エアプレミアのキム氏はチェジュ航空の赤字体質を黒字に転換させた人物とされており、どのような経営戦略を今後みせてくれるのか楽しみです。
座席に関してはビジネスクラスは採用せず、プレミアムエコノミークラスで42インチ、エコノミークラス35インチの2クラス制を採用する見通しでライバルとなる大韓航空、アシアナ航空よりもシートピッチを広くする計画で、その他にも無料預入手荷物、機内食、wifiを提供する予定とされており、FSCとの違いを見出すのが難しい内容となっています。
価格帯は大手Cクラス同様のサービスをPYで実施し、料金は大手の半額以下、Yは1割~2割安い料金を検討中としています。
お隣韓国の長距離便となるので、日本人は利用する機会はほとんど無いと思いますが、事業としてどこまで成立するのか見物です。そしてJALの新LCCはビジネスを配置するのかどうかも気になります。
エアプレミアは今後の予定としては7月~8月に運航ライセンスの申請を提出し、認可後は2019年中にも就航予定としています。
参考記事: THE KOREAN TIMES
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