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日本就航予定のバンブーエアウェイズ、B777Xを5機、B737MAX9を10機発注か

日本にも就航を予定しているベトナムの新エアライン、バンブーエアウェイズは既に最大24機のA321neo導入の覚書をエアバス社と締結していますが、新たにボーイング社とB777Xを5機、B737MAX9を10機の購入契約する計画であるとch-aviationが報じています。

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以前にも紹介しましたが、バンブーエアウェイズはベトナムの不動産系複合企業FLCグループが設立した新エアラインで、フーカット空港(Phu Cat Airport)を拠点とし就航後の最初の2年は国内線へ注力し、クアンニン、ハイフォン、タインホア、クイニョン、ニャチャンなどの路線をを開設し、就航3年後を目途に日本、韓国、中国、シンガポール、タイ、香港、台湾へ国際線を展開する予定としており、2023年までには国内線24路線、国際線16路線の計40路線の規模まで成長させる計画です。長期的にはヨーロッパ、アメリカ路線への進出も構想内であると明かしています。

最新の情報では2018年第4四半期にも就航する計画とされており、A321neo受領後はA321LRを26機発注する計画であると伝えられていて、長距離線の就航地もアフリカが追加されています。

B777Xの導入などかなり壮大な計画ですので、実現するのか少し疑ってしまいますが、ベトジェットエアの成長を考えると本当に実現するのかもしれません。また、需要に関してもベトナム航空市場は成長著しく、エアアジアもベトナム事業へ今年末~19年初旬にも参入することが発表されています。

ボーイング社からの正式発表は未だにされていませんが、B777X導入となると、ANA・ルフトハンザ航空・キャセイパシフィック航空・シンガポール航空・エティハド航空・カタール航空・エミレーツ航空に次ぐ8社目となります。

参考記事: Vietnam Economic Times

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