空港 航空ニュース

日本政府、未来投資会議2018素案を発表 航空関連を抜粋

日本政府は未来投資会議2018にて素案を発表しましたので、航空関連の内容を抜粋し、紹介したいと思います。

スポンサードリンク

【目安2018年~2020年度まで】

  • 首都圏空港について、平成32年までに8万回の発着枠拡大
  • 羽田空港の飛行経路見直しに向け、騒音・落下物対策や丁寧な情報提供等を行うほか、訪日需要や国際競争力強化を主眼として路線選定作業に着手
  • 那覇空港滑走路増設事業
  • 北海道における複数空港の一体運営等空港コンセッションを推進
  • 操縦士等の育成や地上支援業務の省力化・自動化、ビジネスジェットの受入環境改善等を推進し、航空需要の増加・多様化へ対応
  • 「訪日誘客支援空港」等の地方空港に対し、着陸料軽減や搭乗橋整備等を支援し、国際線の新規就航・増便や旅客受入環境高度化を推進
  • 空港におけるおもてなし環境・賑わいの創出に係る取組を推進
  • 訪日プロモーションの重点20箇国・地域で、訪日に際してビザが必要な主要重点国のうち中国、フィリピン、インド及びロシアを中心に、政府全体の受入環境の整備等と連携し、ビザ緩和を推進
  • 国際相互理解の増進等の観点から若者のアウトバウンドの活性化を図るため、教育旅行の促進、地方空港のLCC等の国際線の就航促進、出入国審査の迅速化等を推進

スポンサードリンク

【目安2018年~2025年度まで】

  • 顔認証ゲートやバイオカート導入空港の拡大、税関検査場電子申告ゲートや高性能X線検査装置の施設整備等、CIQにおいて必要な物的・人的体制の計画的な整備を進めるほか、チェックイン、保安検査等も含めた旅客の搭乗に係る諸手続・動線全体の円滑化・高度化
    を図り、空港・港湾でのFAST TRAVEL・SMOOTH VOYAGEを実現
  • 成田空港の発着容量拡大のため、地元合意に基づき、成田財特法による周辺地域の施設整備の促進や滑走路増設、運用時間延長等を推進
  • 福岡空港滑走路増設事業

訪日外国人誘致が大きな政策となっていますので、安倍政権では首都圏空港機能強化は期待できそうです。今後は外国人労働者の受け入れも拡大されていきますので、ビジネス、観光路線に限らずマニラ~ドバイ線のような労働者輸送の路線なども日本で進むかもしれません。

画像引用:首相官邸
出典: 首相官邸ホームページ

スポンサードリンク