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JAL、新会社で破綻時のリストラ人材を再雇用へ

JALは経営破綻時にリストラした人員について新会社で再雇用する方針であるとDIAMONDonlineが報じました。

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10年の経営破綻前後に実施した特別早期退職、希望退職、整理解雇した運航乗務員(パイロット)を、LCC新会社の採用対象にするというもの。併せて、これまで早期退職者と希望退職者はJALグループへの再就職を禁止していたが、パイロットに限らず全ての職種で、その禁止措置を撤廃するという。出典引用:DIAMONDonline

業界の人材不足が大きな転機になったと思われますが、以前のJALのような雇用条件ですと新会社が高コスト体質になる可能性を指摘していますが、さすがにある程度パイロット以外の人件費は抑えることを考えているかと思います。

大きな問題は元JALの人材がANA系LCC(ピーチ・バニラ)にも存在しその人材が流出する可能性がある事で他LCCとの人材の奪い合いがより一層激しくなることも考えられます。
春秋航空日本にも元JAL出身者が多いと聞くこともありますので、まだ規模の小さいエアアジアジャパンや春秋航空日本はより人材確保の面で厳しさが増しそうです。

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