成田空港 航空ニュース

日本貨物航空(NCA)、2機目の運航を再開

国土交通省は20日、日本貨物航空(NCA)に対し業務規程等に基づかない不適切な整備が実施されたこと並びに整備記録を改ざんしていたことなどが判明したとし事業改善命令及び業務改善命令を出しましたが、徐々にですが安全が確認された機体の運航を再開させており現状2機が稼働しています。

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日本貨物航空(NCA)は、計11機のB747型貨物機を保有していますが全面的な再開まではまだまだ時間が掛かりそうですし、何より信頼回復はかなりの時間を要することが予想されます。

また信用の証である「連続式耐空証明」を取り消され、有効期間を1年に厳格化されたことにより離脱する機体も増え運航効率は低下します。

現在運航を再開させている機体は、最初に復帰した(JA18KZ)と先日復帰した(JA05KZ)となります。

以下NCAのコメントです。

弊社が現在運航しております機体に関しては、健全性の確認が完了した機体のみを運航しており、残りの機体も健全性が確認でき次第、順次運航を再開致します。また、具体的なスケジュールにつきましては、決まり次第ご案内致します。
弊社は全社一丸となり「一から再生」する気持ちで安全運航に向け全力を尽くしていく所存です。
この度はお客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしており深くお詫び申し上げます。

早く全面復帰してもらいたい気持ちもありますが、ここまで信用を落としたエアラインも久々ですので今後の安全運航に向け慎重に体制を整えてもらいたいです。

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