新千歳空港 航空ニュース

新千歳空港、国内線ターミナルビル施設整備完了を報告

新千歳空港ターミナルビルディング株式会社は国内線旅客ターミナルビルの施設整備工事が完了したことを報告しました。チェックインカウンターは各フロアに点在していたものが同フロアに集約され利用者にはわかりやすくなりました。

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整備された項目
①旅客取扱施設の再配置
既存航空会社の統合や新規航空会社の相次ぐ就航により不均等となった諸施設(チェックインカウンター、保安検査場、荷捌場等)を旅客取扱量に応じ、再配置を実施した。
②インライン方式の手荷物搬送設備を導入
受託手荷物の検査方式としてインライン方式(受託後の搬送設備に組み込まれた機器による検査)を導入。最新基準の検査機器を導入しセキュリティを強化するとともに、カウンター前の滞留スペースを確保した。
③出発ロビー及び搭乗待合室の拡充カウンター再配置を考慮し、出発ロビーを拡充。また、搭乗口配置を考慮し、搭乗待合室を拡充、バスラウンジ(ランプバス用の待合室)を南北に新設した。
④保安防災等の強化 他
法規改正・基準強化に適応した天井の耐震化やスプリンクラー設置工事等を実施した。またトイレや授乳室などのユーティリティ施設を誰でも使いやすくするための整備を行った。

現在は国際線ターミナルの増築工事を行っており今後新千歳空港はさらなる拡張が予定されていますし、運用方法についても発着枠拡大に向け議論が活発化してきましたので目が離せない空港の一つです。

画像引用:新千歳空港ターミナルビルディング株式会社

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