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タイエアアジアX、シンガポール航空の中古機導入でシートは改修せず中部線へ就航の見込み

タイエアアジアXが導入する8号機は、シンガポール航空の中古機であることがわかり当面シンガポール航空のシートで運航することがわかりました。

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同社が導入した7号機も以前紹介したように中国東方航空の中古機でLCCでありながらFSCのゆとりのあるシートピッチでなおかつ配列も既存機の3-3-3の配列ではなく2-3-2の配列で移動できるようになっています。
そして今回中部線の開設あたり導入される8号機はシンガポール航空の中古機であることがわかり、同機材も当面はシンガポール航空仕様(C30,Y255)での運航となる予定です。エコノミーももちろんですがビジネスクラスはA330のものとはいえ、期待できるのではないでしょうか。

画像引用: singapore airlines

今のところ中部線には10月~1月まで旧シンガポール航空機材が投入される予定で、今後タイエアアジアXは中国東方航空、シンガポール航空の両中古機をオールエコノミー367席仕様へと改修し、旧中国東方航空機材は今年10月から11月に改修、旧シンガポール航空機材は1月に改装する見込みで今年最後の受領予定の9号機は路線投入前の改修となりそうです。また9号機の導入時にも新路線に期待できます。

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オールエコノミーとなりビジネスクラスではFSC仕様の機材は無くなってしまいますが、エコノミークラスに関してはFSCの座席は継続される見込みで改修もビジネスクラス部分だけになるようです。
本来ならばA330のオールエコノミー仕様はライオンエアの440席、セブパシフィックの336席などが通常ですが、今回導入している中古機はFSC仕様のため非常口がこれ以上の座席配置では条件をクリアできないようで、シートピッチの広い367席仕様の機材となるようです。

また、改修された機材は2018年11月15日から3月30日までの成田線、2018年2月1日からの中部線のいずれかに投入される予定です。

しっかりと運航機材を見極めれば、LCCでも快適に移動できますし、中部線の旧シンガポール航空機材のビジネスクラスはお得感があるように思いますのでタイエアアジアX利用者は参考になさって下さい。

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