国土交通省航空局は、2019年度概算要求において首都圏空港の機能強化に向けた羽田空港の事業に655億円、成田空港の事業に81億円とした要求額を公表しました。また、2020年3月末には現国際線ターミナルを第3ターミナルへと名称変更することも明らかにしています。
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【羽田空港】
- 『4万回対応に向けた機能強化』飛行経路見直しに必要な施設整備
- 『空港機能の拡充』夜間駐機場整備、国際・国内の乗継ぎ経路の拡充、滑走路等の耐震対策
- 『老朽化対策』
- 『環境対策』学校、保育所等の防音工事
※詳細な工事計画は最下部の以前の記事をご覧ください
【成田空港】
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- 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けCIQエリアの機能向上のための施設整備をはじめ、庁舎耐震対策、航空保安施設の老朽化更新等を実施
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高速離脱誘導路の整備等により2020年までに空港処理能力を約4万回拡大する取組
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第3滑走路の整備をはじめとする更なる機能強化については、四者協議会(国、千葉県、空港周辺9市町、空港会社による協議会)において最終合意がされたことから、今後はその実現に向けて必要な取組を進める
【首都圏空港と諸外国主要空港との発着回数の比較】
欧米主要都市では年間発着回数が100万回を超えているところもあり、さらなる国際線旅客数等の増加のためには、容量拡大の検討が必要としています。
上記資料からわかるように、首都圏の国際線ネットワークは他国に見劣りするものであることから今後の機能強化に期期待が高まります。
画像引用、参考資料:国土交通省
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