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ボーイング『パイロット1名で旅客機を運航する技術は順調に開発されている』

ボーイングのSteve Nordlund氏はパイロット1名で旅客機を運航する技術は順調に開発が進んでいる事を明らかにしたとINDEPENDENTが報じました。

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現在の航空規則では20席以上の旅客機にはコックピットに最低2名以上が乗務することが決められていますがボーイングSteve Nordlund氏は、乗組員の削減を可能にする技術は、順調な早さで開発されていると語り同氏は以下の様なコメントを残しています。

「近い将来、パイロットが乗務しない737型機のを見ることはないと思う。ただ見ることになるのはパイロットを助ける多くの自動化された機器と乗務員数の変化だ。このシステムを導入するには安全性、経済性、技術が兼ね備わらなければならないが、私はその実現性が見え始めている。」
なお、この技術を当初は貨物機で導入することを示唆し、パイロット不足にも対応できるとしています。

ライバルであるエアバスも1名乗務となる独自の技術を開発していますが、まずは長距離飛行に必要な乗組員の数を2人へと減らすことを取り組んでいるようです。

多くの乗り物でワンマン化は進んでおり比較対象としては違うのかもしれませんが新幹線などは安全性が確保されている乗り物かと思いますので旅客機にもそのような時代がくるのかもしれません。
参考記事:INDEPENDENT
画像引用:Boeing

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