航空ニュース 関西国際空港

関西国際空港、第1ターミナルは南ウイングから再開へ

関西エアポートは今後約1週間にわたる暫定供用の内容をまとめ、今後の見通しを発表しました。

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おおまかな見通しは以下の通りです。

【目標:T1国際線・国内線の部分供用・T2の全供用】
・A滑走路、誘導路、エプロン一部
・T1メインターミナルビル4F:南側チェックイン機能CIQ機能
・T1南ウイング

【現在の電源回復状況】

【一週間後】
照明:使用可能
防災:使用可能
空調:一部復旧作業
ES:使用可能
EV:一部復旧作業
※【照明・防災】9/20に本復旧見込【空調・ES・EV】排水完了、現地調査を開始

スポット【1週間後】
使用可能なスポット数
国際線南ウィング(12/15)、国内線中央(9/11)、国際線北ウィング(調査中/15)
Total(21/41) ※南側復旧に注力

手荷物取扱施設(BHS)【1週間後】
T1国際線
・出発系コンベヤ
南側:使用可能
北側:復旧作業中
・到着系コンベヤ⇒復旧作業中
T1国内線⇒使用可能

A滑走路・雨水排水【1週間後】
≪排水設備数≫
7/10:稼働中
3/10:仮設電源で復旧
≪A滑走路・航空灯火等≫
・舗装面:使用可能
・灯火等:使用可能

・スイパーにて表面清掃中。成田
空港からもスイパーを借りて清掃
予定(8日夜到着見込)
・不点・破損灯火の復旧、電源
キュービクルの復旧等

給油施設【1週間後】ほぼ全復旧
クリーンセンター・浄化センター 復旧済

空港施設の復旧は思いのほか早く復旧する見通しですが、はやり肝心なのは空港アクセスかと思います。鉄道の本格復旧が見込まれない以上輸送力に限りがあるため本格的に復旧とはならないかと思われます。

貨物便に関しては関空をハブとしているFedexが運航を8日再開し、本日9日には再開後初の海外エアラインとなる春秋航空が運航を再開しております。

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関西空港、21日に第1ターミナルの全復旧、鉄道も再開予定