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NEXCO西日本、鉄道再開支援で関西空港連絡橋の橋桁の撤去作業を開始

NEXCO西日本は8日より台風21号による強風の影響でタンカー船が衝突した関西国際空港連絡橋(空港側2径間)において鉄道の運行再開を支援するために概ね2週間を目標に橋桁撤去作業を開始したことを発表しました。本日からは鉄道復旧のための本格的な作業が開始されます。

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8日には作業船が座礁しないように、作業海域の水深や障害物を調査し作業を終了しています。

本日9日は以下の作業を予定しています。
・橋桁の損傷拡大等を避けるために、橋桁固定⇒ 8日深夜からの固定作業を継続します。
・吊金具取付部の舗装等を撤去⇒ 9日朝より作業を開始します。

今後の流れとしてはクレーン船で吊り上げるための金具を橋桁に取り付け、損傷桁の撤去をする予定となっていますが、天候により順延する可能性もあります。

【画像左:作業船に資機材を積み込む様子 画像右:作業船固定のためのアンカーを設置】

本格的な空港機能復旧には大量輸送ができる鉄道アクセスが不可欠ですので本日から始まる作業が順調に進むことが期待されます。

画像引用:NEXCO西日本

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