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エミレーツ航空、エティハド航空 両社合併報道を否定『今回の噂に真実はない』

ブルームバーグはエミレーツ航空とエティハド航空は合併を検討しており世界最大のエアラインが誕生する可能性を報じましたが、両社スポークスマンは、「この噂には真実はない」と述べ、合併報道を否定しました。

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エミレーツ航空とエティハド航空の合併話は今回に限らず定期的に出てくる噂で、今年5月にもエミレーツ航空の会長兼CEO Sheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoum氏が否定したばかりで、また話題に上がり注目を集める形となりました。

5月の時点では合併は早すぎるとしながらも、お互いの施設などを共有するなど緊密に連携する方法があり、何かしらのパートナーシップ締結を行う可能性を示唆しその後エティハド航空のパイロットをエミレーツが一時的に受け入れるなどの合意がなされました。

エティハド航空の業績が改善しないことから何度も合併話が出てきていますが、欧米エアライン誌などの見解では確かに合併の話は両社で出ているものの、合併には政治的な問題(アラブ首長国間ならではの問題)が大きく影響しているため実現は難しいとみていることや、仮に合併という形になっても重複路線が多いことから現実的に路線規模縮小、保有機材縮小という形に落ち着くだろとしています。

参考記事:REUTERS
画像引用:Emirates

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