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ボーイング、B777Xの塗装されたウイングチップを公開

ボーイング社は、B777-9試験機WH001の塗装されたウイングチップ部分の写真を公開しました。

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以前公開された動画などでは翼を折りたたんでいる状態ではありませんでしたは今回はその姿が確認できます。

B777Xは、現行の機種よりも大きな窓、高度6,000フィート 相当の高いキャビン与圧、高い天井、高い機内湿度が提供される最新鋭機となっています。そのほかB787の開発で用いられている技術を基に、現状のB777-300ERの翼よりも23ft(7m)延長される設計となっており、現状の空港のスポットには収まらないサイズのため改修工事の手間を省きエアラインが導入しやすくするために駐機時には翼を折り畳む設計を計画しており、先日FAAより承認を受けています。

また、同機は競合機比で燃費は12%減、運航コスト10%減を実現しています。

最新技術が搭載されるB777Xは2018年末から2019 年初頭にかけて初飛行を実施する予定でエアラインへの引き渡しは2020年を予定しており、日本ではANAが20機発注しており2021年から受領する予定となっています。

画像引用:Boeing

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