関西国際空港

関西国際空港、南ルートとなる海底トンネル構想が再燃

先月の台風21号の影響を受け、関西国際空港の交通アクセス遮断されたことを受け、建設当初から構想にはあった関空から泉南市を海底トンネルで結ぶ南ルートの構想が注目されていると毎日新聞が報じました。

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画像引用:泉南市

関空建設当初から複数ルートが案はあるものの、現状は北ルートとなる泉佐野市への接続のみとなっています。

2000年には「関西国際空港連絡南ルート等早期実現期成会」が設立され現在は8市2町(泉佐野市、泉南市、阪南市、和歌山市、岩出市、紀の川市、海南市、貝塚市、田尻町、岬町)が参加しており、毎年関係省庁や国会議員に陳情している状況のようです。
来月には災害時のアクセス遮断による関西経済への影響などのリスク管理から、国土交通省や総務省に構想推進を直談判する予定となっているようです。

関空が孤立するという非常事態が起きた後ですので国交省がどのような反応を示すか注目されますが、建設には巨額な費用が必要になることが予想され、南ルートがあるのが理想ですが、実現には厳しい道のりが続きそうです。

参考資料:関西国際空港連絡南ルート等早期実現期成会
画像引用:国土交通省

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