航空ニュース

スペインとの航空協定を改定 協定上も正式に航空自由化を明示

安倍晋三首相は2018年10月16日、スペインの首都マドリードでサンチェス首相と会談し、両国の航空路線の制限を撤廃し、航空会社が自由に設定できるようにする航空協定の付属書の改定に署名したと日本経済新聞が報じました。

スポンサードリンク

航空協定の付属書の改定は28年ぶり。これまで協定上は、日本の航空会社はマドリードに、スペインの航空会社は成田空港に着陸する必要があった。2016年に両国の航空当局間の合意によってほかの都市間の航空路線も設定できるようにしたが、協定上も正式に航空自由化を明示する。引用:日本経済新聞

今回の協定改正が2020年の羽田枠に関連するものなのか、日本側がバルセロナへ飛ぼうとしているのかは不明ですが今後スペイン路線では何らかの動きがありそうです。

今年6月にはバルセロナ・エルプラット空港の航空路線開発委員会が最優先誘致路線は東京であるとし、2019年夏の路線開設が目標としていました。東京~バルセロナ線に関しては既報の通り、ノルウェージャン、ANAレベルの就航の噂もありますので期待したいところです。

なお日本~スペイン線関連では今月20日から、イベリア航空が成田~マドリード線を週2便増便し週5便体制とします。

画像引用:spainsnews

スポンサードリンク

バルセロナ・エルプラット空港、最優先誘致路線は東京

イベリア航空が2018年10月20日より週5便化へ