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中国珠海航空ショーで中国ロシア共同開発のCR929のモックアップが展示 ワイドボディ機製造でボーイング、エアバスに対抗へ 初飛行は2023年以降

現在開催されている中国珠海航空ショーにて中国とロシアが開発するワイドボディ機CR929のモックアップが展示されました。今後同機はボーイングとエアバスが独占状態にあるワイドボディ機市場での受注を目指します。

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同機は中国商用飛機Commercial Aircraft Corporation of China (COMAC) と統一航空機製造会社United Aircraft Corp (UAC)による共同開発中のワイドボディ機となり、B787やA350と同市場の航空機となります。


上記5枚画像引用:COMAC

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同機はB787より僅かに幅が広い設計で標準座席仕様の3クラス制で約280席となる予定で、エコノミークラスは3-3-3の仕様も対応しています。
なお、エンジンはゼネラル・エレクトリック(GE)とロールスロイスが提供する予定とされています。

初飛行は当初の予定よりも若干遅延しており、2023年~2025年を予定しています。

画像引用:uacrussia

中国は国内市場だけでも十分に受注が見込め利益を出すことが可能なため、ボーイング、エアバスにとっては中国市場や関連市場では大きなライバルとなることが予想されます。

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