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現役最古のKLMオランダ航空のB747が本日約30年の飛行に幕を閉じる引退フライト 総飛行時間は134,279時間

現役で最も古く商用運航を行っているKLMオランダ航空のB747-400型機が本日のKL602 ロサンゼルス→アムステルダム線の運航をもって引退します。

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KLMオランダ航空のB747は、1989年にシアトルからアムステルダムに到着し約30年もの間飛び続け、最終フライトまでの総飛行時間は134,279時間、離着陸回数は36,048回を記録し600万人もの乗客を迎えました。総飛行時間は換算すると約15年間離着陸することなく飛行し続けた計算となり搭乗客600万人はベルリンの人口に匹敵します。

また同機(PH-BFB)は、1991年4月にバンコク就航時に記念として『THE CITY OF BANGKOK』と愛称が名付けられ記念式典でも使われた機体となっており当時の写真が残っています。


引退後はスキポール空港近くの『Corendon Village Hotel Amsterdam』の敷地に展示される予定となっています。

機体は古くても機内のCクラスはちゃんとフルフラットシートが備え付けられています。

今後KLMオランダ航空は、2021年までに保有するB747を全てB777、B787型機へ置き換える予定です。
B747を運航するエアラインも徐々に減ってきておりB747を見る事自体が貴重になってきており少し寂しい気持ちになります。

画像引用:KLM

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