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エアバス、HNAグループへの納入を再開へ

エアバス社は巨額債務を抱えているとされる海航集団(HNAグループ)へ支払い遅延のためA330の納入を一時停止していましたが、近日中に納入が再開される見込みであるとReutersが報じました。

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海航集団(HNAグループ)は、海南航空が母体で天津航空、北京首都航空、西部航空、福州航空、金鹏航空、北部湾航空、長安航空、ラッキーエア、ウルムチエア、桂林航空、香港航空、香港エクスプレスなどを傘下に収める複合企業で、米ホテルチェーン買収などの大がかりな投資に失敗し巨額債務を抱えているとされていますが、海外資産の大半を売却するなどして経営再建を図っています。

先日にはオリックスがHNAグループ傘下の航空機リース大手、アボロン・ホールディングスの株式30%(取得総額約2500億円)の取得を終えた発表もありHNAグループの資産売却が進んでいる様子が伺えます。

現在6機のA330がデリバリー待ちでトゥールーズにて保管されていますが、数週間内に2機のA330と1機のA320がデリバリーされる見込みのようです。

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エアバス、支払い遅延で海航集団(HNAグループ)への納入を停止

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