機材 航空ニュース

エアバス、A321LRの航続距離を更に延長したA321XLRの開発に着手するか否かを2019年に決定

昨日国内エアラインでピーチに続きジェットスタージャパンがA321LRの導入を決定したことで大きな話題を集めましたが、エアバスは同機の航続距離を更に延長したA321XLR(Xtra-Long Range)の開発をするか否かを2019年に決定することが明らかになりました。

スポンサードリンク

2019年4月にエアバスCEOに就任する予定のGuillaume Faury氏は、A321XLRの開発で業界を変えると自信を示しているとされており、大方の見方では開発されると予想されています。

A321LRは最大244席、3つ目の燃料タンクを追加して航続距離を増加させた長距離型の場合は最大206席となります。
航続距離はナローボディ機では世界最長となる約7400kmの性能をもっており、開発が検討されているA321XLRはナロボディー機での世界最長となる航続距離が計画されることになります。

航空機リース会社のAVOLONのCEO Domhnal Slattery氏はA321XLRについてエアバスと話し合いの場をもっていることを明かしており、エアバスがA321XLRを開発することを確信しておりそれは正しい選択とコメントしています。

現在のところエアバスからのA321XLRについての何らかの発表は2019年6月17日から6月23日に開催されるパリエアショーにて発表があるのではないかと予想されていますが、2019年にはボーイングが中型機市場であるB797(ワイドボディ機仕様との噂も)のプロジェクト発表があるとされており、中型機市場でどちらが市場に受け入れられるのか楽しみです。

参考記事:Reuters ATW
画像引用:Airbus

スポンサードリンク

エアバス社、更に航続距離を延長したA321XLRの開発を検討