ANAホールディングス傘下の関西空港を拠点とするピーチアビエーションと成田空港を拠点とするバニラエアのピーチへの統合に伴い両社は路線移管スケジュールを発表しましたが、ピーチは路線移管期間中もターミナルの移転はせず、当面現在使用している第1ターミナルにて発着する計画であると日刊航空が報じました。
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現状発表されている路線移管スケジュールの6月の那覇線、9月の札幌線、10月の奄美大島線までは成田空港第1ターミナル利用が決まっているとし、その後は第3ターミナルへの移転も検討しているとし、路線移管がはじまる6月のタイミングで全路線第3ターミナルに移転することはないということになります。
※一部メディアでは移管期間中は既存のピーチ路線はＴ1、移管路線をT3とし両ターミナルを使用するとの報道もあります。
第3ターミナルは拡張が決定していますので最終的には第3ターミナル利用となると思われますがどのタイミングで移転となるかが注目されます。
また、バニラからピーチの路線移管に伴い、ピーチが新規就航・再開という表現で増便傾向にあるような一部報道もありますが、グループで単位でみると現状の資料から成田線はやや減便傾向であることが読み取れ、ネットワークは縮小します。
那覇線などは現状も2往復ですが、19夏ダイヤでは1往復となっていますので両社発表の資料の便数は19年夏ダイヤを基に作成されているものかと推測されます。
成田～新千歳 1日最大6～8往復 →【路線移管後】→ 1日最大6往復
成田～那覇 1日1往復 →【路線移管後】→ 1日2往復
成田～函館 1日1往復 →運休
成田～奄美 1日1往復 →【路線移管後】→ 1日1往復
成田～石垣 1日1往復 →【路線移管後】→ 1日1往復※19年冬ダイヤで2往復へ増便予定
成田～台北 1日3往復 →【路線移管後】→ 未発表
成田～高雄 1日1往復 →【路線移管後】→ 未発表
成田～香港 1日1往復 →運休
まだ未発表の路線もあることや、2019年3月よりバニラエア機の塗装や内装の改修が行われる予定で一時的に使用できる機材も限られることでやや減便傾向にある可能性もありますが、今後の長期的な成田発着路線の計画が明らかになる事が期待されます。
画像引用：Peach
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