FSC 航空ニュース

ANAウイングス、機長からアルコール反応で5便遅延

ANAホールディングスの子会社のANAウイングスは、1月3日(木)NH501便(大阪伊丹空港発 宮崎行き)において、当該便に乗務予定であったANAウイングスの運航乗務員(ANAより出向中)の乗務前検査の際にアルコール反応が検出されたことを発表しました。

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アルコール検出により、別の乗務員と交代したことから、合計5便が最大1時間44分の遅延となり677人に影響が出ました。

ANAは、ご搭乗のお客様をはじめ、関係の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。乗務員の飲酒に関し厳格な対応が求められている中、このような事象を引き起こしましたことを大変重く受け止めております。安全運航を堅持するとともに、再発防止策を徹底し、グループ一丸となって信頼回復に努めてまいりますとお詫びを発表しています。

パイロットの飲酒問題において、ANAは昨年10月に国土交通省より厳重注意を受けたばかりとなっています。

国土交通省は飲酒に関わる新たなルールを作成中としており、国交省による抜き打ち検査や乗務後の検査も義務化するなど年度内に通達を出して制度化する方針です。

画像引用:ANA

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