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日本・ネパール航空協定の付表の改正により成田~カトマンズの直行便就航が可能へ

ネパールを訪問中の河野太郎外務大臣は、9日午後6時25分から約45分間ギャワリ外務大臣と会談を行い日・ネパール航空協定の付表の改正に関する交換公文及び二国間定期協議に関する協力覚書の署名式が行われました。

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今回の会談は、ネパール側から、ネパール側指定航空企業による権益を拡大(成田乗り入れ等)したいとの要請を受け両国航空当局間で協議を行った結果、日・ネパール航空協定の付表を改正することに合意に至りました。
本付表の改正により、両国の指定航空企業が乗り入れ可能な地点に関する協定上の制限が緩和されます。

河野大臣からは、国の交流を一層強化するのが両国間の直行便の就航であり、ギャワリ大臣と航空協定付表改正の交換公文に署名できたことを嬉しく思う旨述べ、ギャワリ大臣からは、航空協定付表改正による直行便の再開に向けた動きへの歓迎を表明し,ネパールから日本への人材の送り出しのため二国間文書を締結すべく協議を行いたい旨を述べました。

2018年6月に東京において開催された、日本とネパールとの航空当局間協議の内容では、ネパール航空は対象となっていなかったようで今回の協定の付表改正により指定航空企業が乗り入れ可能な地点に関する協定上の制限が緩和されることになります。

ネパール航空の成田への就航が可能となりましたが、ネパール航空は一か月以内に関西~カトマンズ線を就航させる意向を示していますので、将来的に成田への就航を検討していると思われます。
参考記事:Aviation Nepal
画像引用:外務省

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