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ハワイアン航空の最後のB767-300ERが退役 今後はB787-9型機を2021年に受領へ

2019年1月7日、ハワイアン航空の最後のB767-300ERがサクラメント~ホノルル線の運航を終え、全機退役となりました。

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ハワイアン航空は当初の予定を3ヵ月前倒してB767-300ERの退役を決め、最新機材への更新を進めています。
現在ところは同社は、A321neoを18機発注分の11機までを受領し、B787-9は確定発注10機、追加購入オプション10機の契約となっており2021年からの受領を予定しています。




画像引用:Hawaiian Airlines

2001年にハワイアン航空に導入されたB767-300ERは、日本、韓国、オーストラリアの各都市に投入され多くの太平洋路線の新規開設に貢献すると共に多くの観光客をハワイへ送客したと同社は称えています。

B767はまだまだ現役の機体ですが、徐々に退役させる計画のエアラインも多く、今後更にその流れが加速していくものと推測されます。身近なエアラインでは日本航空(JAL)がB767の後続機の選定を行っているニュースがあり、アメリカン航空は2021年に全機退役させることを表明しています。

今年のパリ航空ショーではエアバス、ボーイングからB767の後続機の候補となるA321XLR、B797の発表があると予想されていますので注目が集まります。

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