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タイライオンエアSL301便、成田~バンコク/ドンムアン線搭乗記

昨年12月に成田に就航したタイライオンエアのSL301便、成田~バンコク/ドンムアン線に1月後半に搭乗してきましたので簡単なレポートとなります。

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就航して約一ヶ月が経過しオペレーションも安定してきた時期かと思います。同路線は先行してエアアジアX、スクート、ノックスクートが運航しておりタイライオンエアはLCC4社目となります。

海外LCCの多くは第2ターミナルを使用していますが、タイライオンエアは第1ターミナル北ウイングを利用しています。
タイライオンエアは、チェックイン締め切り時刻が1時間30分前となり、他社に比べ早いので注意が必要です。私が到着したのは締め切り20分前でしたが数十名の行列だけで10分程で手続きが完了しました。
カウンターの方々も手慣れた感じ効率よく業務をこなしている印象を受けました。

搭乗ゲート周辺を見渡す感じではタイ人8割、日本人1割、その他1割といった感じでした。
運航スケジュールも折り返し時間に余裕をもたせているため、搭乗案内も予定通りの時間からはじまりました。大きな遅れが無い限り定刻出発が見込める便かと思います。


機内はLCCではA330の標準となっているエコノミー374席(3-3-3)となっており、プレミアムエコノミー(ライフラットシート)18席(2-2-2)が配置されています。

後方は一部2-3-2となっていますので、同行者がいる際は使い勝手が良い席かと思います。スクート系では座席指定料金が通常より上乗せされますが、タイライオンエアはそもそもの座席指定料金安く該当の席でも追加料金がかからないのでお得です。

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座席間隔は他LCCとほとんどかわりはありません。しいて言えば、モニターを搭載した分若干圧迫感がある程度です。

急激に供給量が増えている路線ですので、ある程度空席があることを予想していましたが、予想に反して機内は最低でも8割以上は埋まっており、インバウンドの強さを感じました。ちなみに2018年の訪日タイ人は過去最高の100万人オーバーを記録しています。
ただ、私が搭乗した便での状況ですので統計でみるとまた違った数字になるかもしれません。
オンタイムで離陸です。離陸後すぐにイミグレーションカードが配布されその後、無料のパン(私が嫌いなレーズン)とジュースが配られ、機内販売が行われました。機内販売は離陸すぐと、着陸2時間前のタイミングの2回でしたが、時間外に個別に注文している乗客もいました。
無料なのでその程度のクオリティですが、ちょっとしたサービスで満足度が向上するので面白いサービスかと思います。液晶モニターには簡単なゲームや映画が入っていますが日本語字幕ははいっていないのでなかなか利用しずらいかもしれませんが、飛行経路、飛行詳細情報のモニターを見ているだけ私は退屈を凌げます。

機内販売では、日本円、タイバーツが利用できます。メニューにはアルコールが記載されていませんが、カートにビールを積んでいましたので販売を行っているものと推測されます。

到着後のイミグレーションは、以前は大混雑でしたが中国人専用レーンが新たに設けられ、他外国人レーンと分けられておりかなりスムーズになっていました。それでも20分程通過に時間を要しました。

タイライオンエアを利用した感想としては預入荷物が無料ということは非常に満足にいくもので他LCCに比べ競争力があるサービスかと思います。しかしながら、荷物が有料化される情報もありますので、有料化となった際の利用価値を考えると他LCCと同程度であるように感じてしまいます。

ただ、手頃な値段で購入できれば今後も選択肢の一つになるかと思いますし、特に不満な点も見つからなかったので敬遠するようなエアラインではないと個人的には考えます。

今後同社は、2019年2月15日より週7便にて福岡~バンコク/ドンムアン線、3月8日より週5便にて中部/名古屋~バンコク/ドンムアン線、2019年3月28日より週5便にて大阪/関西〜バンコク/ドンムアン線の就航を予定しており、タイエアアジアXに並び最大の日本4路線に就航します。

なお、予約時カード決済においてエラーが発生することがありますがHPの言語を英語に切り替えることで問題は解消されることが多いようです。

【運航スケジュール】週7便
SL301 成田11:00→16:15バンコク
SL300 バンコク01:00→09:10成田
機材:A330-300
成田空港第1ターミナル北ウイング

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