昨年お伝えした、前チェジュエア社長キム・ジョンチョル氏が代表となり就航を目指す韓国の中長距離専門LCC『エアプレミア Air premia』は、選定中としていた機材のA330neo,B787-9の2機種おいてB787-9型機を採用することを決定しました。
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同社は、2020年9月の就航を予定しており、初年度に3機の受領を予定しています。その後は年間2機増機する計画で就航5年後には10機体制とする計画です。
座席は、プレミアムエコノミー56席とエコノミー253席の計309席仕様の2クラスとなる予定で、大韓航空料金のエコノミークラスの料金比でエコノミーは80%~90%を予定しているようです。
就航当初の路線はシンガポール、ホーチミンを計画しており、長距離便は2021年に就航し、ロサンゼルス、サンノゼを予定しているとしています。その他の候補地としてはホノルル・バンクーバー・ミュンヘン・ベルリン・ケアンズなどとしています。
世界的にみても中長距離線を運航するワイドボディ機でのLCCの確固たるビジネスモデルを確立したエアラインは存在していませんが、参入するエアラインは年々増えており、JALの新LCCも2020年に就航を予定しており、エアアジアXを含めどのエアラインがいち早くLCCとして太平洋横断路線を運航させるのかも注目です。
今後は昨年に提出された運航ライセンスの申請の可否が、今月にも韓国航空当局より明らかにされる予定となっています。
参考までに現在太平洋横断路線を検討しているのは以下のエアラインです。
●エアアジアX 関西~ロサンゼルスorサンフランシスコ 参考記事
●ワールドエアウェイズ ロサンゼルス~アジア路線 参考記事
●JAL設立の新LCC 成田~東南アジア・欧米路線 参考記事
●ウエストジェット 成田~カナダ 参考記事
画像引用:Air premia
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エアアジア、日本~欧米の長距離線の計画を初めて日本メディアに語る 現地紙では以前に関西~ロサンゼルスまたはサンフランシスコとの報道