羽田空港は2020年の東京オリンピックに向けて都心上空通過ルートを採用し、国際線発着枠(昼間時間帯)は3.9万回増の9.9万回に増枠される見込みですが、増枠分の半数がアメリカ路線へ配分される見込みであることがアメリカ合衆国運輸省(DOT)発表の資料から明らかになりました。
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都心上空ルートによる新たに確保できる発着枠は1日あたり約50便、年間約3.9万回となっており、アメリカ便へは24便が配分される見込みです。
発着枠配分においては、両国間で均等に分け合うことが通例ですので日本側が12便、アメリカ側12便となることが予想されます。
今回の配分においてアメリカ便が多く配分されるのは、交渉が難航した都心上空通過ルートによる横田空域をアメリカ軍ではなく日本側が管制することにアメリカ側が合意したことも影響しているようです。
今後はどのエアラインに何枠配分されるかや、今回の配分でもANA,JALにおいて傾斜配分がなされるかなど多くの点で注目が集まります。
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