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ANA『今後欧州への就航が更に必要となることを確信している』

ANAは先日、欧州7都市目となるオーストリア・ウィーンに就航しましたが、その際にANAの中村 晃 欧州室長 兼 ロンドン支店長が海外紙のインタビューに答え、今後の欧州線について言及しました。

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中村氏は、『今後我々は、さらなるヨーロッパの就航地が必要となることを確信している。いくつかのホワイトスポットがあるが、それは空港のスロットに左右される。』と発言し、今後もANAが欧州線の成長を視野に入れていることがわかりました。

具体的な就航地やどの空港のスロットを指しているかなどは明らかになっていませんが、欧州で成功するには、ルフトハンザ航空、オーストリア航空、スイス国際航空会社との共同事業が重要な要素としています。


画像引用:ANA [2018-2022年度ANAグループ中期経営戦略]

なお、ウィーン線に関しては60~70%の乗客がウィーンからスターアライアンス各社の就航地へ向け乗り継ぐことを想定しており、1年以内に同路線を収益化することを期待しているとしています。

現在ANAは、羽田からフランクフルト・ミュンヘン・パリ・ロンドン・ウィーン、成田からデュッセルドルフ・ブリュッセル線を運航しています。2020年の羽田枠の配分で欧州線も配分される予定ですので、来年にも欧州8路線目となる新路線が誕生することも期待できそうです。
参考記事:ATW
画像引用:ANA

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