航空機リース代金1億5040万香港$を未払いにより航空機リース会社2社から訴えられている香港航空は今後保有機材を4分の1以上削減する方針であることが明らかになりました。
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削減の対象となるのは、11機保有するA330-200型機のうちの10機とみられ、HNAグループに移管することや、リース会社へ返却することを検討しているとされています。
今回の報道を受け香港航空は、機材削減について否定せず、路線へ投入する機材の最適化を図っていることや、コスト管理のもと収益を拡大し、生産性を向上させることを目指しているとコメントしています。
既に発表された5月21日からのオークランド線運休も今回の機材削減に関係した路線再編と推測されています。
現在もデリバリーされずトゥールーズで保管されている3機のA350-900と1機のA330-300の動向で香港航空が資金の確保をできたかどうかがわかることになりそうです。
また、香港航空が運航する成田線にA330-200型機が投入されることもあることから今後同路線に何らかの影響が出る可能性も否定できません。
参考記事:South China Morning Post
画像引用:Hongkong Airlines
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