2020年に初号機をANAに納入を予定しているMRJは、現地時間3日にアメリカで試験の拠点としているモーゼスレイクにて国交省による飛行試験が始まったことが発表されました。
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当初は1月中旬からの飛行試験を予定しており試験開始が遅れたものの、初号機納期に影響は無いとしています。
これまでは三菱航空機独自の飛行試験を実施していましたが、今回の飛行試験は、型式証明(TC)を取得するもので、国のテストパイロットと審査官が1年程度かけ耐空性、安全性を審査し国がそれを証明するものとなります。
MRJは度重なる納入遅れで、リージョナルジェット市場の環境も変化ししており同市場における2強のボンバルディアがエアバスと提携、エンブラエルがボーイングと提携する予定など今後も厳しい競争環境になることが予想されます。
画像引用:Mitsubishi Aircraft Corporation
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