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ボーイングが開発を検討しているNMAは、2機種になる可能性も

ボーイングが開発を検討してるNMA:New Midsize Airplane(俗称:B797)は、2機種となる可能性があることが明らかになりました。

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航空機リース会社のエアリースコーポレーションの最高経営責任者Udvar-Házy氏が明らかにしたもので、一部のエアラインは航続距離を求めているものの、いくつかのアジアのエアラインは航続距離にはそれほど関心はなく、輸送コストを重視し更に座席数を必要としていることから、2機種の異なるモデルになると考えられ、ボーイングはどちらを優先して開発に着手するか決定する必要があるとしています。

ボーイングはNMAについて2019年に開発するか否かを決定するとしていましたが、その判断を2020年まで延期する事を先日明らかにしており、上記内容も影響して延期となったことも考えられます。

ボーイングはNMAが開発となれば2025年の納入を予定していますが、ライバルとなるエアバスは既存のシリーズの派生型(A321XLR、短距離向けA330neo)を2025年前には納入する計画と推測されていますので、先行するエアバス機と後発となるボーイング機のどちらが中型機市場(約230席~270席)で受け入れられるのか注目されています。
参考記事: Flight Global  channelnewsasia
画像引用:Boeing

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