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ネパール航空の日本就航は混迷 予定していた日本側地上ハンドリング会社に断られる

ネパール航空は、日本就航へ向け日本当局の認可待ちとされていますが現在も認可はおりず就航できな状態が続いています。また、現地紙では日本側へ不満を漏らすような内容が報道がされており今後も就航は不透明な状況となっています。

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ネパール航空は日本当局が求める全ての必要書類(飛行監査報告書、運航証明書、飛行安全プログラム、乗員訓練プログラム、航空機検査報告書、そのほか関連報告書)を提出し、着陸料などの提示を受け日本側からは内容に満足しているとの回答を得て就航の見込みを発表したにも関わらず、日本側から再提出を求められ、遅延したと主張しています。

また、ほぼ合意に達していた地上ハンドリング会社(キャセイ関西ターミナルサービス株式会社)から、人材不足を理由に契約を断れたことも明らかになっており、ネパール航空は現在この問題解決に取り組んでいるとしています。

ネパール航空当局の関係者の情報として、当初成田空港への就航を希望していたにも関わらず、ブローカーより関西国際空港への就航を余儀なくされたとしており、不満を漏らす内容となっています。なお、ブロカー(仲介人)を誰を指しているのかは不明です。
最新の報道内容では関西国際空港、成田空港のどちらの空港への就航を計画しているかさえもわからないような報道となっており現地でも混乱している様子がうかがえます。

ネパール航空は長距離路線開設を計画し2機のA330-200を8カ月前に導入しましたが、安全問題が指摘され予定していた日本、韓国、サウジアラビア当局からの認可を受けられず路線開設に至っておらず、国営企業であるネパール航空のA330の導入が適切であったのか疑問を投げかける声が強まっています。
参考記事:The himalayan times   Aviation nepal
画像引用:NAC

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