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フィリピン航空、スカイチーム入りを検討か

昨年からアライアンス加盟に向けての動きがあるフィリピン航空ですが、現在のところスカイチームへの加盟へ向けて準備を進めている可能性が高いことがわかりました。

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フィリピン航空の営業副部長のRyan Uy氏が明らかにしたもので、アライアンスに加盟した場合、ネットワークの重複が重要な要素になるとした上で、スターアライアンスは自身のエリアで重複路線が多く、ワンワールドは各エリアの大手が加盟している傾向が強いが、スカイチームは会員数も限られているので重複路線が少ないと発言しました。

また、アライアンス加盟に向けた動きを認め、加盟するには招待が必要であり急いでいないとし、現在は国内・国際の両方のネットワークを拡大することが現状の計画としています。

同社は2020年までにスカイトラックス社からの認定が5スターエアラインとなることを目指しているとし、今後はシアトル・パリ・ローマなどの長距離路線を検討しているとしました。

ANAホールディングスは、今年1月にフィリピン航空の親会社であるPAL ホールディングス発行済株式総数の9.5%を、95mil USD(約105億円相当)で取得しましたが、アライアンスにとらわれない資本提携となることが予想されます。
参考記事:ATW
画像引用:Philippines Airlines

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フィリピン航空、航空連合(アライアンス)に加盟へ

ANA、フィリピン航空の親会社であるPAL ホールディングスの株式9.5%(105億円相当)取得決定を発表