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カナダのサンウィング航空、米・加ではじめてB737MAXを運用機材から一時離脱させる措置 ただし商業上の理由として

エチオピア航空の墜落事故を受け世界的にB737MAXの飛行禁止措置を講じる各国航空当局が増え続けていますが、同機種を保有し、今後も飛行を続ける意向を示しているのはアメリカとカナダになりますが、本日カナダのサンウィング航空が運用機材からB737MAXを一時離脱させる決定をしたことがわかりました。

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サンウィング航空はアメリカ・カナダのエアラインで初めてB737MAXを運用機材から外したエアラインになり、同社は安全性とは関係なく商業上の理由としていますが、このコメントは自国の航空当局に配慮したものと考えられています。

そのほかアメリカン航空の乗員労働組合は、同社CEOに対しB737MAX8の運航停止を検討するように求めていることを明らかにしており今後の動向が注目されます。

本日までで、航空輸送量世界10位の国(アメリカ・中国・アイルランド・イギリス・インド・日本・ドイツ・インドネシア・トルコ・ブラジル)で飛行禁止措置を講じていないのはアメリカと日本のみとなります。
参考記事:The star
画像引用:sunwing

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