2017年5月に事実上2度目の経営破綻をしたイタリアのフラッグキャリアであるアリタリア航空ですが、出資候補となっていたイージージェットが正式に撤退することが明らかになりました。
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アリタリア航空再建をめぐっては、イタリアの旧国鉄となるイタリア鉄道(Ferrovie dello Stato)がアンカー投資家となりデルタ航空、イージージェットの3社で、経営再建を図ることが最有力案とされていました。
イージージェットの正式な撤退理由は明らかになっていませんが、一部報道では希望していたミラノのハブ運営が叶わなかったことなどが挙げられています。
なお、デルタ航空はイタリア鉄道との協議が継続中であることを明らかにしていますが、今月末に迫っているアリタリア航空再建案の提出期限が再び延期される可能性もあり、今後の動向が注目されます。
そのほか労働組合がアリタリア航空の先が見通せない現状に抗議し、3月25日に4時間のストライキを実施する計画もあり多方面で混乱が続くことが予想されます。
参考記事:BBC
画像引用:Easy Jet
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